皆さんは一月病や二月病といった言葉を聞いたことがありますか?
五月病という言葉は有名ですが、他の月にもそういった言葉があるみたいです。
いったいどんな症状なのでしょうか?
今回は〇月病に注目してみましょう。
そもそも五月病とは
まずもっとも有名な五月病から見ていきましょう。
五月病とは、4月に新しい環境に飛び込んだ人が陥りやすい適応障害の一種です。
新入生や新入社員、その他さまざまな理由で環境が変わると、そこに神経を使ってしまうのでいつも以上に疲れてしまいますよね。
知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまい、それがゴールデンウィークで一気に噴出されると、5月から無気力になりやすいのです。
医学的には「五月病」という病名はないのですが、ここからうつ病を発症してしまう方もいるので、決して侮れません。
五月病と似ている一月病?
一月病もこの五月病と少し似ています。
クリスマス・お正月を家族や恋人と過ごした後、休暇が終わってまた仕事や学校に戻らなけれならない、でもいまいちヤル気が起きない。そんな状態が一月病といわれています。
こちらも正式な病名ではなく、造語の1つですね。
12月は出費が多く、クレジットカードの活躍の機会が多かったという方もいるかもしれません。すると引き落としが1月になるので、より気分がブルーになりやすいともいわれています。
1月はただでさえ体調を崩しやすい時期です。インフルエンザが流行することもあります。
無気力なうえに体調まで崩してしまったら、もう最悪ですよね(笑)
同様に無気力になりやすい時期として、六月病や九月病なんてものもあるみたいです。
5月を何とか乗り切って、少しずつ新しい環境に慣れてきた6月。
でも少し周りが見えるようになった分、他の悩み事が出てきてしまったり、今までの疲れが一気に噴出してくる時期でもあります。
それに梅雨の時期で気分も上がらず、やっぱり無気力になりやすい時期です。
9月も長期休暇明け特有の無気力が起きやすい時期です。
8月はお盆休み、学生の場合はひと月丸々夏休みだったりしますよね。それに9月に入ってからもシルバーウィークがあります。
休みの日が続くとついつい生活も不規則になりがちで、いざ仕事や学校が始まっても生活リズムが戻せなくなり、やる気が出ないのです。
夏の猛暑でエネルギーを消耗していますし、気候の変動も起きやすい時期であるため、自律神経の乱れが起きやすい時期でもあります。
二月病とは?
では二月病とはいったい何なのでしょうか。
こちらはどちらかといえばネット上でネタ的に派生した言葉だといえます。
2月といえばバレンタインです。ですが世の男性がみんなチョコをもらえるとは限りません。
バレンタインを孤独に過ごすかもしれない…そんな不安に駆られている状態を二月病というみたいです。
同様に孤独への不安に駆られるのが十二月病です。
やはり十二月にはクリスマスがありますから、その日を1人で過ごすいわゆるクリぼっちにおびえる人たちが急増。そういった状態が十二月病になります。
ネットが発達するに伴って、リアルが充実している人とそうでない人の差が浮き彫りになってきました。
そうすると、こういった孤独に対して悲観的・自虐的になったりするような言葉がたくさん生まれるみたいですね。
皆さんもこれからの季節、二月病には気を付けてください!
あとがき
いろいろと無気力になりがちな五月病や一月病、1人ぼっちにおびえる二月病や十二月病。
〇月病にもいろいろとあるんですね(どちらかといえば後者はネタ的に言われていますが)。
皆さんも無気力な季節になりやすい時期やイベントが近づいてきた時は、〇月病に気を付けてください。