2018年も終わりを迎え、2019年が始まろうとしています。
4月までは平成31年で5月からは新元号と大きな転機を迎える1年となりそうです。
そういえば平成の前、昭和の時代が終わるときはどうだったのでしょうか。
今回はたった7日間だけ存在した昭和64年に焦点を当てたいと思います。
たった7日だけの昭和64年
昭和64年は、1989年1月1日~1989年1月7日までとなっています。
たった7日しかないんですね。
そして1989年1月8日より、平成元年となります。
なので、1988年4月~1989年3月に生まれた子たちは、同学年に昭和63年生まれ・昭和64年生まれ・平成元年生まれがいて、とてもややこしかったんだとか。
ちなみに大正から昭和に変わるころを見てみると、、、
大正は1926年12月25日まで。
なので昭和は1924年12月26日からなのかな~って思っていたら、実はもう12月25日から昭和元年が始まっていました。
この当時はもう同日に元号が変わっていたんですね。
それに昭和元年も7日間しかないんですね。調べていて少しびっくりしました。
昭和64年生まれの芸能人や硬貨
ちなみに昭和64年生まれの著名な方としては
体操選手の内村航平さん(1989年1月3日生まれ)
元ボクサーの亀田大毅さん(1989年1月6日生まれ)
元阪神タイガースの辻本賢人さん(1989年1月6日生うまれ)
元AKB48・NMB48の梅田彩佳さん(1989年1月3日生まれ)
声優の三上枝織さん(1989年1月6日生まれ)
などなど。
当たり前ですが皆さんもうすぐお誕生日ですね(笑)
ちなみに昭和64年に発行された硬貨もあるのですが、50円玉と100円玉だけは存在しないみたいです。
なんでも製造ラインの都合上、3月から発行予定だったんだとか。
逆に1円玉なんかは1億枚以上も発行されていて、たいしてレアでもないそうです(笑)
64年当時は国全体で自粛モード
でも当時の日本は、7日しかない昭和64年の希少さに興奮していたわけではなく、むしろ自粛モードが強かったといいます。
昭和62年ごろから昭和天皇が体調を崩され、昭和63年の秋ごろに突如の大量吐血。
そこからは連日、昭和天皇の容体が報道され、国民たちも次第に自粛モードになっていきました。
各地で祭事が中止になったり、結婚披露宴なんかも自粛。この年は忘年会もほとんど行われなかったおといいます。
プロ野球では中日ドラゴンズがセ・リーグ優勝を決めましたが、その優勝パレードも中止になったり、
井上陽水さんが出演していたCMでは「皆さんお元気ですか?」というセリフがあったのですが、この一大事にふさわしくないと口パクに変更されたりしていました。
1月7日に昭和天皇が崩御された日は、各局で昭和の振り返り特番などが流され、CMも一切流れなかったといいます。
国民の生活にここまで大きな影響を与えていたんですね。
そう考えると、天皇陛下が生前退位を決断されたのも納得です。
あとがき
たった7日しかない昭和64年ですが、紐解いていくといろいろなことがあったみたいです。
平成31年も4か月ほどしかありませんが、やっぱりレアな扱いになるのでしょうか?
そして5月には新元号、心をリフレッシュして頑張っていきたいですね。