郵便局での郵送料金は重量制となっています。毎回投函前に自分で量るのは確実ではないので、結局郵便局の窓口で量ってもらって時間を費やしてしまっている人は多いのではないでしょうか?
郵便局が近くにあれば良いですが、できればポストに直接投函できた方が早いですね。今回は82円切手で送る事ができる定形郵便物についてまとめていきます。
郵便物の決まりをおさらい
前述の通り、定形郵便物も定形外郵便物も重量制となっています。
定形郵便物の場合、パターンはシンプルに2通りです。
重さ
~25g以内 ・・・82円
26g~50g以内・・・92円
大きさ
上記2つとも共通で幅12㎝×長さ23.5cmまでです。
厚さも共通で1cmまでです。
定形外郵便物は長辺34cm、短辺25cm、厚さ3cmおよび重さ1kg以内のものを規格内、それ以上や極端に小さいものを規格外と言います。
料金は全国一律となりますので送付先住所によって迷う必要はありません。
重量が25gをオーバーしても10円の違いなので気にはなりませんが、郵便局に持ち込んで量ってもらうのが手間なので、切手を貼ってポストに直接投函したい場合、25g以下なのに念のために92円切手を貼ってしまう事があります。
それでも25g以上はあって50g以内だという自信があれば良いのですが、僕はもったいないと思いました。
しかも92円切手は常備していない場合が多いと思うので、25g以内なら82円切手を貼ってポスト投函したいですね。
A4を郵送するのに使う定形封筒
当たり前ですが、25gという重量は封筒込みの重さという事を忘れてはいけません。
A4用紙を折るのか、折ってはいけない書類かで分かれると思います。
A4がそのまま折らずに入る封筒・・・角形2号(定形外郵便)
A4を横に三つ折りして入る封筒・・・長形3号(定形郵便)
折ってはいけない書類の場合は全て定形外郵便となります。
実際のコピー用紙の重さを量ってみました。
それぞれの重さと最大枚数を検証していきます。
実際に量ってみた
封筒サイズと用紙枚数と重さと料金をまとめました。
封筒は一般的なクラフト素材(薄茶色の紙)の場合で言いますと、
長形3号は5g弱
角形2号は15g弱といったところです。
一般的なA4コピー用紙は約4gです。
※一般的なコピー用紙のサイズ毎の重さです。特殊な用紙や分厚いもの、全面印刷の紙などはもっと重くなるので今回は割愛します。
A4 = 約4g (高頻度の最も一般的なサイズ)
A3 = 約8g (A4二枚分のサイズ)
B5 = 約3g (A4サイズより一回り小さいサイズ)
三つ折り書類 長形3号封筒 | 折らない書類 角形2号封筒 | ||||
A4 |
1~5枚 | 82円 |
A4 |
1~8枚 | 120円 |
6~11枚 | 92円 | ||||
A3 |
1~2枚 | 82円 |
A3 |
1~4枚 | 120円 |
3~5枚 | 92円 | ||||
B5 |
1~6枚 | 82円 |
B5 |
1~12枚 | 120円 |
7~15枚 | 92円 |
この表をご参考に、ご自身が送りたい書類と照らし合わせて送料を把握するのに役立ててください。
あくまで一般的な数値ですので、特殊な封筒や用紙の場合は重さに余裕をもってされることをおすすめします。
あとがき
折らずに入れる場合は、A4用紙は8枚まで120円切手。角形2号封筒。
三つ折りで入れる場合は、A4用紙は5枚まで82円切手。長形3号封筒。
50g以内に収まる枚数はA4用紙6枚~11枚まで。つまり92円切手。長形3号封筒。
今はコンビニでポストを設置している店舗も増えておりますので、上の表を参考にしていただけますとそのまま投函できますよ。