すっかり秋めいてきた今日この頃。
街の植物たちの様相もすっかりと変わってきました。
そしてこの時期といえば、やっぱり紅葉です。
今回は東京都の紅葉おすすめスポットを紹介していきます。
高尾山
まず紹介するのは高尾山です。
登山初心者にも上りやすい山である高尾山ですが、紅葉スポットとしても大人気。美しい紅色が山を彩ってくれます。
山のふもとでも十分に美しい景色を楽しむことができますが、山の中に足を踏み入れるとまた更に違った景色が楽しめるのもいいですね。
神社やお寺といった伝統的な風景と紅葉のコントラストや、川や滝といった自然の風景に溶け込む紅葉も絶景です。
さらに頂上から眺める景色は格別ですね。山一面が紅く染まったその光景は、一見の価値ありです。
高尾山の標高は599mですが、470m付近まではケーブルカーで登っていけるので安心です。
また11月1日から30日までの間、土・日・祝日に催し物がありますので、そちらも併せて楽しんでみてください。
神宮外苑いちょう並木
続いて紹介するのは神宮外苑いちょう並木です。
おなじみ青山通りから神宮外苑まで続くこの道。
その両側には計146本のイチョウの木が植えられており、この季節には美しい黄金色のトンネルを作り出してくれます。
都内有数の絶景スポットです。
散歩するもよし、サイクリングするもよし、毎日通っても飽きない美しさがあります。
六義園
六義園(りくぎえん)というのは、第五代将軍徳川綱吉の時代、家臣である柳沢吉保によって造園された庭園ですね。
「古今和歌集」の中に「六義(むくさ)」という和歌の6つの基調があるのですが、柳沢吉保がそれを庭園で再現したものがこの六義園となります。
当時からその美しさは知られており、綱吉も何度も足を運んだほどだとか。
もちろん現代でもその美しさが変わらず残っており、紅葉であれば11月中旬~下旬にかけてが見ごろ。
庭園を鮮やかに彩るモミジやカエデをぜひ楽しんでください。
11月17日~12月9日まではライトアップも行われるそうです。
国営昭和記念公園
広大な広さを誇る国営昭和記念公園。この公園内だけでも、たくさんの紅葉スポットがあります。
湖畔のすぐ近くにある日本庭園はツツジが、花木園ではカエデが美しい紅色に染まったかと思うと、立川口では黄金色のイチョウ並木が入園者を出迎えてくれます。
他にも子供の森やわんぱく遊具、うんどう広場などなど。どこに行っても美しい紅葉を楽しむことができるでしょう。
レジャー施設も充実しているので、家族で楽しめるスポットです。
奥多摩
東京にありながらも自然に囲まれた地、奥多摩。
都心から車で2時間ほどで行けるので、観光スポットとしても大人気の場所です。
そしてやはり、この季節は紅葉スポットでもあります。
穏やかな奥多摩湖で水面に映る紅葉を楽しむもよし、力強く流れる川の側で鮮やかな紅色に染まった葉を楽しむもよし。
ハイキングコースもあるので、いろいろなスポットから紅葉を楽しめるのもいいですね。
都会に囲まれた日常から解き放たれてみませんか?
あとがき
やはり秋といえば紅葉。
自然に囲まれた日本では昔から楽しまれており、その美しさは時代を超えても変わらないようです。
みなさんもぜひ、紅葉を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。