11月も中旬に入り、冬の訪れを感じる時期となってきました。
これから年末にかけて忙しくなるという方も多いのではないでしょうか。
ですがこんな時期だからこそ、紅葉を見て心を落ち着かせてみませんか?
今回は九州から長崎・佐賀・宮崎・大分の紅葉スポットを紹介しましょう。
福岡・熊本・鹿児島の紅葉スポットはこちら
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【長崎】轟峡
まず紹介するのは長崎県・轟峡です。
諫早市の境川にそびえる峡谷であり、大小30個ほどの滝をはじめとした豊かな自然があふれているのが特徴。
名水百選にも選ばれており、その景観の良さは折り紙付きです。
秋には真っ紅に色づいたモミジが清流を彩ります。
周辺には遊歩道やつり橋などもあり、そこから滝と一緒に紅葉を楽しむのがおススメです。
自然の作り出した芸術を、ぜひ楽しんでください。
【佐賀】御船山楽園
佐賀からは御船山楽園を紹介しましょう。
佐賀県武雄市にある大規模な日本庭園で、大きな池を中心とした池泉回遊庭園となっています。
※大きな池が中心にあり、園路や築山、名石などで景勝などを再現した庭園
なんでも江戸時代後期の鍋島藩藩主・鍋島茂義が、京都から絵師を呼び寄せて、さらに3年かけて完成させたとのこと。
普通に回遊するだけでもその趣を十分に感じることができますが、この季節になると色づいたモミジやカエデがさらに味わい深いものにしてくれます。
また11月2日~12月9日まではライトアップも行われます。
もともと御船山楽園も東京ドーム10個分と大規模な広さがありますから、それがライトアップされることで、より壮大な光景が楽しめるでしょう。
【宮崎】高千穂峡
宮崎県では高千穂峡が紅葉スポットとして人気です。
五ヶ瀬川にかかる峡谷であり、約12年前と約9年前に起きた2度の噴火の際に、流れ出した噴火物が冷却・浸食されてできたといいます。
国の名勝、天然記念物にも指定されていますね。
80m~100mの絶壁がおよそ7kmにも及んでおり、特にボートでの散策が人気となっています。
特に日本の滝百選にも選ばれた「真名井の滝」は必見です。
秋の季節になると、荒々しかった峡谷に優しい彩が加えられて、また違った良さを楽しむことができますね。
【大分】深耶馬溪
最後は、大分県からは深耶馬渓(しんやばけい)を紹介しましょう。
中津市にある山国川の上流~中流に位置する渓谷であり、日本新三景にも選ばれたほどの名勝。
こちらも火山活動によって作り上げられた歴史を持ち、幾度もの火山活動や、長年の浸食もあって、多数の奇岩が存在しています。
また青の洞門をはじめとして洞窟なども多く、散策のし甲斐がありますね。
秋にはカエデやモミジ、イチョウなどが美しく色づき、とても味わい深い光景が広がります。
遊歩道や展望台も用意されており、そこからの観賞がおススメです。
あとがき
この季節になると美しく色づく植物。
その様は、私たちの心にも癒しを与えてくれます。
忙しい時だからこそ、紅葉を見に行ってみませんか?