秋も徐々に深まっていき、紅葉の季節が近づいてきました。
たいていは11月ごろから見ごろになるのですが、早いところはもう葉が色づいているところもあるみたいです。
今回は神奈川県・千葉県・埼玉県のおススメ紅葉スポットを紹介していきます。
【神奈川県】箱根山
温泉街や駅伝の聖地としても知られる箱根ですが、この季節の紅葉も名物となっています。
箱根山のいたるところに紅葉スポットがあり、場所によって木々が色づいていく時期が違うのも面白いですね。
10月下旬ごろから仙石原周辺が見ごろになり、そこから芦屋湖や強羅(11月中旬~)が色づき始め、湯本(12月上旬~)と移り変わっていきます。
ロープウェーもあるので、上からコントラストを楽しみつつ紅葉を眺めるのもいいですね。
いろいろな楽しみ方ができる、日本有数の紅葉スポットです。
【神奈川県】大山寺
神奈川では大山寺も紅葉スポットとして有名です。
11月中旬から見ごろになり、真っ赤な葉をつけたモミジが参道や山々を彩ってくれます。
11月18日~26日はライトアップも行われるとのこと。
神社やお寺といった伝統的な建物を彩るモミジもいいですが、ライトアップされたモミジもすごく幻想的です。
普段とはまた違った美しさを見せてくれるので、何度も行きたくなる場所ですね。
【千葉県】養老渓谷
ハイキングコースとして人気の養老渓谷。
秋には周辺の木々が色づき、ハイキングの観る楽しさがさらに増しますね。
また迫力のある「栗又の滝」と紅葉の組み合わせも見ごたえ十分。自然の力強さを存分に堪能することができます。
11月23日は養老渓谷もみじ祭りも開催。ぜひこちらも合わせてご確認ください。
【千葉県】本土寺
本土寺も千葉県内有数の紅葉スポットです。
境内には1000本以上ものモミジがあり、美しい紅色で景色を彩ってくれます。
またこの本土寺は「ヤマモミジ(山紅葉)」「オオサカズキ(大盃)」「シュウザンコウ(秋山紅)」という3つのモミジがあり、それぞれ違った顔を見せてくれますね。
見ごろは11月の下旬から。
またこの本土寺は、10000万株ものアジサイが植えられている「アジサイの名所」としても知られ、春の季節にもたくさんの人が訪れます。
ぜひ春にも足を運んでほしいスポットです。
【埼玉県】長瀞
レジャースポットとしてもおなじみの長瀞(ながとろ)。カヌーやカヤックに乗っての川下りが有名ですよね。
そんな長瀞は紅葉スポットとしてもおなじみ。
この季節はモミジやクヌギが川沿いできれいに色づいています。
そして長瀞といえば、岩畳が名物。
広大な岩畳と美しい紅葉のコントラストは、ぜひ1度は見てほしい光景です。
【埼玉県】中津峡
最後は中津峡を紹介しましょう。
奥秩父随一の自然スポットであり、県の指定名勝に選ばれるほど見事な景色を誇る中津峡。
そんな中津峡が1年で最も見ごろになるのが、この紅葉の季節です。
力強く流れる中津川に、険しく切り立った崖。そんな荒々しい自然の中にモミジが美しく色づいています。
まさに自然が作り出した芸術ですね。思わず息をのんでしまうほど、見事な光景が広がってます。
あとがき
関東といえども、まだまだ自然がしっかりと残っている場所も多く、自然が作り出す芸術的な光景を楽しむことができます。
ぜひこの秋は紅葉を楽しんで、自然の力強さを感じてみてはいかがでしょうか。