寒暖差も激しくなってきた今日この頃、季節の移り変わりを実感しますよね。
しかし、こんな季節こそ紅葉が楽しみになってきます。
今回は中国地方から、おすすめの紅葉スポットを紹介していきましょう。
【鳥取】大山
まず紹介するのは鳥取の大山(だいせん)です。
標高1,729mは中国地方でも最高峰であり、日本百名山にも指定されていますね。
鳥取砂丘と並ぶ、鳥取のシンボル的な山です。
秋には木々が一斉に赤く色づき始め、まる毛布のように山を覆いつくしてしまいます。
遠くから眺めるだけでも十分に見ごたえがありますね。
もちろん山へ分け入っても、神秘的な光景が広がっています。
【島根】清水寺
続いては島根県の清水公園を紹介しましょう。
三重塔と清水寺をはじめとして、歴史的な雰囲気が残る、県内の人気スポットですね。
ちなみに京都の清水寺よりも古い歴史を持つといいます。
山陰地方で三重塔が見られるのもここだけとのこと。
そんな清水公園ですが、秋にはたくさんのモミジが公園内を彩ってくれますね。
歴史的な建物の荘厳さと、紅く色づいたモミジの鮮やかさ。
このコントラストが本当になんとも言えない味わい深さを生み出します。
【岡山】奥津渓
岡山では奥津渓が紅葉スポットとして人気です。
昭和7年に国の名勝に定められたほど、古くからその景色は有名。
花崗岩から作られた岩場が長い時間をかけて浸食されてできた渓谷は、非常に見ごたえがあります。
秋には周囲の木々が色づき、春や夏とはまた違った良さを醸し出しますね。
また近所には奥津温泉もありますので、併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
【広島】宮島
広島ではやはり宮島は外せないでしょう。
厳島神社や野生のシカなど、たくさんの見どころがある宮島ですが、紅葉も絶景です。
宮島桟橋から20分ほど歩いた場所には紅葉谷公園があり、そこではカエデやモミジが美しく色づいています。
特に絶景なのは紅葉橋からの眺めですね。
まるでそこだけが別世界になっているかのような、そんな錯覚に陥ってしまいます。
【山口】長門峡
最後は山口県の長門峡を紹介しましょう。
こちらも国の名勝に指定されているほどの見事な光景が広がっています。
長門峡の場合は特に奇岩や滝などが名物ですね。
秋にはこの峡谷を囲うように木々が色づき始め、幻想的な空間が広がります。
5.5キロほどの観光遊歩道もあり、ハイキングにもおすすめのスポットです。
あとがき
中国地方には伝統的な建物も多いですね。
紅葉と組み合わさることで、より幻想的な空間が生み出されています。
ぜひご自身で体験してみてください。