夏になると毎年多くの花火大会が開催されます。夜を彩る花火はとてもきれいで、心に残りますよね。
今回は東京で開催される大きな花火大会をまとめてみました。
足立の花火
会場:荒川河川敷
日時:7月21日 19:30~
※荒天時は中止
7月21日、東京の荒川河川敷で「足立の花火」が行われます。
東京で行われる花火としてはもっとも日程が早く、楽しみにしている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
打ち上げ時間は1時間ほどですが、その間に1万3600発もの花火を打ち込むため、密度の濃い時間が流れます。
2重ナイアガラやスターマインなど、全5幕のプログラムをたっぷりと楽しみましょう。
会場となる荒川までのアクセスは北千住駅(JR・東京メトロ・東武鉄道・つくばエクスプレス)から徒歩15分。
または東武鉄道小菅駅・五反野駅・梅島駅の各駅からも徒歩15分ほどとなっています。
葛飾納涼祭り
会場:江戸川河川敷 柴又野球場
日時:7月24日 19:20~
※荒天時は翌日に順延
7月24日に行われるのが「葛飾納涼祭り」です。
葛飾納涼祭りの花火は、とにかく距離が近いのが特徴。江戸川の河川敷から至近距離で眺める花火はとても迫力があります。
1万3000発の花火が6つのステージに分かれ、最初から最後まで見る人をわくわくさせてくれます。
特にグランドフィナーレの大空中ナイアガラは、さながらオーロラのような神秘的な顔を見せ、大きな感動を与えてくれることでしょう。
会場には有料の指定席も設置されており、大人数で行く場合はあらかじめチケットを買っておくのもいいでしょう。
2人マス席(1マスに2人まで入場可能)は1マス7000円、4人マス席は1マス1万円、グループ席となる6人マス席は1マス1万2000円。
チケットはインターネットやコンビニで購入することができます。売切れ次第終了なので、お早めにお買い求めください。
会場となる柴又野球場までのアクセスは、京成電鉄・柴又駅から徒歩10分、または北総鉄道新・柴又駅から徒歩15分となっています。
隅田川花火
会場:隅田川
日時:7月28日 19:00~
※荒天時は翌日に順延
7月28日に行われるのが「隅田川花火」です。
起源をたどるとなんと1733年に行われた「両国の川開き」が最初、つまり江戸時代からの伝統を持つ花火となっています。
毎年テレビでも放送されるほどの規模で、日本の花火大会の中でもっとも注目度の高いものではないでしょうか。
第1会場・第2会場の2つに分かれ、第1会場では花火競技会で優秀な成績を収めた花火師たちによる花火コンクールが、第2会場では創作花火などを楽しむことができます。
第1会場へのアクセスは浅草駅(東武鉄道・東京メトロ・都営地下鉄)から徒歩15分、第2会場へは浅草駅または都営地下鉄・蔵前駅から徒歩5分となっています。
立川まつり 国営昭和記念公園花火大会
会場:国営昭和記念公園
日時:7月28日 19:20~
※小雨決行 荒天時は翌日に順延
隅田川花火と同日に行われるのが「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」です。
公園内の「みんなの原っぱ」が会場となるのですが、特に今回は60回目の記念を迎えるということで、非常に迫力のある花火になるそうです。
もともと関東最大級の一尺五寸球を使った迫力のある花火を中心に5000発の花火を打ち上げていたのですが、今年は60回目記念ということで6000発に増えるそうです。いつも以上に楽しみになってきますね。
会場には無料で入場できる時間帯と入場が有料の時間帯があります。
18:00以降は無料で入場できるのですが、その時間にもなるとかなりの混雑が予想されるので、有料でも日中から場所を確保しておいた方が良いですね。
入場料は450円・中学生以下無料・65歳以上210円となっています。
会場となる昭和記念後編へのアクセスはJR中央本線・立川駅から徒歩15分です。
江東花火大会
会場:砂町水辺公園
日時:8月1日 19:40~
※小雨決行 荒天時は中止
8月1日からは砂町水辺公園で「江東花火大会」が行われます。
会場と打ち上げ場所がとにかく近く、その距離は150mほどでしょうか。至近距離から見る花火はとても迫力があって、心が揺さぶられます。
荒川に浮かぶ台船から次々に打ち上げられる花火は、夜空は川面を芸術的に彩ってくれます。
砂町水辺公園の芝生にシートを敷きながらゆったりと見物できるので、家族連れの方にもおすすめですね。
会場となる砂町水辺公園へは、地下鉄・南砂町駅から徒歩15分となっています。
いたばし花火大会
会場:荒川河川敷
日時:8月4日 19:00~
※小雨決行 荒天時は翌日に順延
8月4日に行われるのが「いたばし花火大会」です。
この日は荒川を挟んで板橋区と埼玉県の戸田市とで2つの花火大会が同時に行われるため、とても見応えのある時間が流れます。
1番の見どころは全長700mにもおよぶ「大ナイアガラの滝」。さながら花火の巨大カーテン。関東でも最長の長さを誇るこのナイアガラ花火は必見ですよ。
より快適に過ごせる有料の指定席も設置されており、2,600円とリーズナブルな席から28,800円の特別席まで様々。
アクセスはJR浮間舟渡駅・都営三田線高島平駅・西台駅・蓮根駅の各駅から徒歩20分となっています。
エキサイティング花火 江戸川区花火大会
会場:江戸川河川敷
日時:8月4日 19:15~
※荒天時は翌日に順延
いたばし花火大会と同日に行われるのが「江戸川区花火大会」です。こちらは江戸川区と千葉県市川市での同時開催となります。
こちらの花火大会を一言で言うと「変幻自在」。8つのテーマに分かれた花火が、音楽に合わせながら次々に打ち上げられていきます。
特に「富士山」を形どった花火は必見ですね。50m大きさの富士山が、東京の夜空に映し出されます。
会場となる江戸川河川敷へのアクセスは都営地下鉄・篠崎駅から徒歩15分となっています。
東京花火大祭~EDOMODE~
会場:お台場海浜公園
日時:8月11日 19:10~
※荒天時は翌日に順延
8月11日に行われるのが「東京花火大祭り~EDOMODE~」です。12000発の花火が東京湾の夜空を彩ります。
この花火大会は「未来」を見せてくれますね。日本最高の花火師たちが最先端の技術を使った花火は、今までの花火とはひと味違ったものとなります。
また子どもたちが創った「子ども花火」も見どころの1つ。この子たちもまた「未来」の花火を創り出しています。
アクセスもしやすさも魅力で、ゆりかもめお台場海浜公園駅から徒歩すぐ。ぜひお子さんと一緒にお出かけしてみませんか。
北区花火会
会場:荒川河川敷・赤羽岩淵水門周辺
日時:9月29日 18:30~
小雨決行 荒天時は中止
少し時期は飛びますが9月29日には「北区花火会」が行われます。
夏の残暑も減り、すっかり秋めいてくるであろうこの時期。夏とはまた違った雰囲気の中で花火を見ることができます。
音楽に乗せた花火が次々に打ち上げられていき、秋の雰囲気と相まって心地よい空間を生み出してくれるでしょう。
赤水門エリアと青水門エリアでまた違った魅力があるのもいいですね。赤水門エリアではより花火に近く、青水門エリアではより立体的な音楽を楽しむことができます。
有料の特設エリアも設置されており、6月28日より先行予約も始まっています。赤水門エリアは1人用が3,000円、カップル用が7,000(1人あたり3,500円)
青水門エリアは4人用グループシートが12,000円(1人あたり4,000円)、カップルシートが8,500円(1人あたり4,250円)となっています。
それ以外の席も用意される可能性はありますので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。
アクセスは地下鉄・赤羽岩淵駅、志茂駅の各駅から徒歩20分、JR京浜東北線赤羽駅から徒歩25分となっています。
映画のまち調布“秋”花火
会場:多摩川河川敷ほか
日時:10月27日 17:00~
※雨天時の場合は中止(当日の朝10;00までに実施可否が決定)
そして10月の後半には「映画のまち調布“秋”花火」が行われます。
イベント名の通り映画と花火がコラボしていて、映画音楽に乗せられながら打ち上げられる花火は映画ファンならずとも必見。
またコンピューター制御によって音楽と花火打ち上げのタイミングが完璧に調整されいるそうで、技術力の高さにも驚かされます。
会場は多摩川河川敷のほかにも布田会場や京王多摩川会場があります。布田会場へは京王線・布田駅から徒歩20分、京王多摩川会場へは京王相模原線・京王多摩川駅から徒歩10分です。
あとがき
東京にはさまざまな花火大会があり、どれも見ごたえがあります。とくに隅田川の花火なんて毎年テレビで中継されていますからね。
ですが生で見るとやっぱり迫力が違いますよ。
ぜひ皆さんもこの夏、そして秋も、花火大会に出かけてみませんか。