11月に入りすっかり肌寒くなってきましたね。
ですがこんな季節こそ、紅葉という大きな楽しみがあります。
今回は北陸地方から、おすすめの紅葉スポットを紹介しましょう。
【石川】兼六園
まず紹介するのは石川県の兼六園です。
日本三名園の1つで、普段から観光の名所として知られていますね。
国の特別名勝にも指定されているほど、見事な光景が広がっています。
そしてこの季節の紅葉も本当に見事なものです。
元々の趣のある風景が、美しく色づいたモミジやカエデによって、さらに味わい深いもになります。
写真だけでも十分「画」になるのですが、実際に見ると本当に感動を覚えます。
【石川】那谷寺
石川県では那谷寺も紅葉スポットとして人気があります。
その歴史は古くなんと717年(養老元年)までさかのぼります。
1300年以上も前の建造物だと考えると、それだけで重みを感じますね
境内にはさまざまな重要文化財が残されています。
そして秋にはモミジが紅く色づいて、非常に美しい光景を作り出してくれます。
歴史の壮大さと、植物たちの穏やかさ、このコントラストがなんともたまらないですね。
【福井】九頭竜湖
続いては福井県から九頭竜湖を紹介しましょう。
福井県大野市に流れる九頭竜川、そこに建設されたダムによって造られた湖が九頭竜湖になります。
つまり人造湖ですね。
ダム自体もかなり壮大で、これだけでも見るべき価値は十分にあるのですが、この時期は周囲の山々が紅く色づき、幻想的な空間を作り出してくれます。
九頭竜湖にかかる箱ヶ瀬橋は別名「夢のかけはし」とも呼ばれるのですが、その名前に納得してしまうくらい、夢の中に出てきそうな光景が広がっているのです。
【福井】刈込池
福井県では刈込池もおススメです。
こちらは九頭竜川の支流である、打波川の上流にある池ですね。
かつて泰澄大師(奈良時代の僧)が大蛇を分けて刈り込み、この池に封じ込めたと言い伝えられていることから、この名前が付きました。
周囲400mと広大な広さを誇り、それでいてとても穏やか。
紅葉の季節には周囲の山が紅く色づき、非常に美しい光景を作り出します。
まるで時間が止まっているかのような、そんな気分になってしまいますね。
【富山】黒部峡谷
最後は富山県から黒部峡谷を紹介します。
黒部川中流から上流に位置する、とても深いV字谷。
日本三大渓谷の1つであり、特別天然記念物でもあり、特別名勝に指定された場所でもあります。
それだけ美しい光景が広がっているのです。
おススメはトロッコ列車に乗りながらの鑑賞ですね。
赤や黄色に染まった峡谷の中を、トロッコがゆったりと進んでいきます。
この黒部峡谷ならではの光景、ぜひ体験してみてください。
あとがき
いかがでしたか?
もうすでに見ごろを迎えているスポットもあり、1年の終わりが近づいているんだなということを実感してしまいます。
忙しい師走を迎える前に、紅葉を見て少し落ち着いてみませんか?