今日はゴルフクラブの選び方と上達するために大事にしたいコツをお伝えします。
- スイングも様になってきてそろそろマイクラブを買おうと思ってる
- もうワンステップの上達を目指したい
- せめて一緒にラウンドする人に迷惑を掛けない程度には上手くなりたい
いずれかに該当する人にはゼヒ読んで欲しい記事です。
クラブに興味が湧き、ネットで調べたり知人に聞いたりすると意見がそれぞれですよね。
「結局何がいいの?」と投げ出したくなりますが、これを読めばいろいろスッキリしますよ。
クラブの選び方
まずは選ぶ時のポイントからです。
いざ買うとなると、
「後悔したくない」
「失敗したくない」
「安く抑えたい」
うしろ向きな考えになりがちですよね。
結論から言いますと、初心者がクラブを買うなら「中古」が断然オススメ。
ゴルフクラブもスマホやアプリの進化と同じで、大きいアップデートはそんなに頻繁には行われません。
例え5~10年前に発売されたクラブでも性能としてはそれほど大差はないです。
中古クラブだったらお小遣いの範囲で満足のスペックのクラブが手に入りますので、もはや迷う余地はありません。
ご存知の通り、中古ゴルフショップはいっぱいあります。
ショップを選ぶ時は商品数の多さをまず見てください。
中古クラブは当然以前に誰かが使用していたものが大半です。
傷などの状態やセッティングもいろいろありますので、好きなメーカーの欲しいクラブであっても状態によって買いかどうか左右されます。
多くのショップを見て比べるのが賢い選び方の基本となります。
次にチェックするポイントは、クラブの解説が詳しいかどうかです。
ショップによっては比較しやすいように星1~5といった具合にランク付けされていたりします。
性能を客観的に比較する時に便利ですよ。
気になる人のために用語解説をしておきます。
複雑でややこしいので必要のない人は飛ばしてくださいね。
クラブ選びでここが最初の壁で嫌になりやすい箇所です。
ゴルフクラブの専門知識
まずはクラブの種類からです。
大きく分けて、ウッドとアイアンに大別されます。
ウッドにはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティがあります。
アイアンには普段耳にするアイアンやウェッジと言われるものがあります。
あとはパターです。
特殊なクラブを除けばすべてのクラブはこれで区別できます。
各クラブにいろんなタイプがあり、タイプ別に長所・短所があります。
そしてクラブと一言で言ってもヘッド、シャフト、グリップとパーツに分かれています。
そのパーツひとつひとつにも各メーカーがいろんなテクノロジーを集約させていますので特徴がそれぞれにあります。
既にボリュームがあり骨が折れますね(笑)
初心者にとって「扱いやすさ」というポイントに重点を置いて考えてみましょう。
フォームに変な癖がつかないのも上達の近道となりますので、できるだけオーソドックスなクラブを選択できるようにしましょう。
シャフト編
硬さ
硬さはフレックスと表現されることもよくあります。決め方はご自身のヘッドスピードと力量によって決めます。
専門店行って計測しないと分からないので一般的にはみなさんご存知ない方が多いと思います。
フレックスは、L(一般的な女性)→A(力のある女性、年配のプレイヤー)→R(一般的な男性)→SR(スポーツ経験のある一般男性)→S(力のある男性)→X(ハードヒッター、プロ)
という順番で硬くなっていきます。
材質
大体のクラブはスチール製かカーボン製です。
それぞれの特徴はスチールは重く、カーボンは軽いです。他にも特徴はありますがまずはこれだけで大丈夫です。
そして初心者の方はスチールを選択しましょう。カーボンは軽くてヘッドスピードが上がると言われます。つまり飛距離が出やすいということです。
しかしある程度の重さがないと安定させるのが難しくなってきます。ご自身のフォームが固まるまでは重めなスチール製を選択し安定感を重視しましょう。
長さ
ドライバー:45インチ(男性)、44インチ(女性)
5番アイアン:37インチ(男性)
パター:34インチ
基本的には身長は特に関係ありません。まずはオーソドックスな長さで練習しましょう。
ヘッド編
どのクラブでも共通なのは、大きい方がスイートスポット(クラブの芯)が広いことです。
ただ大きければいいという訳でもなくシャフトを含めたバランスが大事なってきます。
そして素材によって反発力が変わりますし、形状によっても安定力が変わります。
ではそれぞれのオススメを書いていきます。
ドライバー:430~460㏄(現在のルールでの上限が460㏄)
アイアンのヘッド形状はマッスルバック、中空、キャビティと大別されます。
マッスルバックアイアンや中空アイアンは狙ったボールが打てますが、当然扱いが難しくなります。操作性が高いという事は裏を返せば「微細な変化がショットにダイレクトに影響する」という事です。これらはスキルアップした後でも遅くありません。
一方キャビティアイアンはスイートスポットが広くソール(アイアンの底の部分。地面に擦れる箇所。)も広い形状になります。ミスに強いので初心者の人は迷わずキャビティアイアンにしましょう。
ウェッジはアイアンよりも少し重めがオススメです。重い方が安定感が増します。
角度についても幅がありますがスタンダードな角度は、
ピッチングウェッジ(PW):45°
アプローチウェッジ(AW):50°
サンドウェッジ(SW) :56°
パター編
マレット型:真っ直ぐとした軌道になる。ヘッドも大きく重いので左右のブレが減り、直進性の高いボールが打ちやすい。芯を外しても距離が出やすい。
ピン型:感覚として弧を描くような軌道のドアスイングになる。扱いが難しい。
他にはL字型、T字型などもありますがマレット型からスタートするのが無難だと思います。
パターで大事なのは、
狙った方向に打ち出せる事
距離感が分かりやすい事
この2点です。
握り方とアドレスは他のクラブ以上に人の特徴が出るのがパターです。
ご自身の癖を見極めるためにオーソドックスタイプで練習を始めることが効率的に上達する方法です。
最低限でいいなら厳選6本でOK
例えば1か月後にラウンドに初めて行くとなったとしてもこの6本を揃えれば困りません。
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ドライバー
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ユーティリティ
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7番アイアン
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ピッチングウェッジ(位置づけ的には「10番アイアン」)
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サンドウェッジ
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パター
ルール上の最大本数は14本までです。
よほど上手な人でも12~13本でしょう。
プロであってもそれぐらいですし、日によっては一回も使わないクラブもあるものです。
初心者の人が最低限で行くとするのなら上記6本にしましょう。
多く持っていても迷ってしまう原因になりその迷いがショットメンタルに影響してしまいますので潔く6本がいいかもしれません。
上達していくにしたがって次に自分が必要とするクラブが分かり始めますので、増やすのならそれからでも遅くはありませんよ。
では最後に上達のコツをお伝えします。
上達のコツをズバリ!言い切ります
ゴルフは日常の動きと全く違った動きをします。その身体の使い方がとても大切になります。
表現するのであれば「フォーム」と「力の入れ方」を連動させていくことが練習といっても過言ではありません。
自分のフォームは自分で見えませんよね。仮に見えても正解不正解がよく分かりません。
経験が少ないので当然です。
ですので、上達のコツはただ一つです。
スイングの善し悪しを指摘してもらうこと。
正しいスイングフォームを体に覚えさせるのが一番近道なのです。
一緒にラウンドしてくれる上級者がいればその人が教えてくれます。
身近にそういう人がいる人はラッキーですね。
そうではない人はレッスンが手早いです。
スクールやコーチもいいですが、やはりお金が掛かります。
最近はスポットで利用できるレッスンもあるみたいなので検索してみて手ごろなところに行ってみてもいいでしょう。
レッスンコーチによってスイング持論はまちまちです。
そのコーチもプレイヤーであることが殆どですので当然ではあります。
不定期にスポット利用する利点は要所で判断を迷わないことです。
スランプに陥っている時や何故上手くいっているのか分からない時に利用すると改善に役立てられます。
スポット利用という方法によって節約できるのも利点ですね。
あとがき
いかがでしたか?
ゴルフは競技人口が多いスポーツであるのに、社会人になって未経験で始める人がほとんどだと思います。
そういう背景もあって持論や特徴は人それぞれで千差万別といってもいいかもしれません。
未経験でスタートして専門家に教わらない練習方法が一般的です。
かと言っても基本的に社会人は時間が限られてますしお財布事情も限りがあります。
自分もショップを比較して中古でクラブを揃えました。
実際不足は感じないですし、便利です。
ステップアップを効率よくしていくのならばこの方法がオススメです。