エキノコックスに注意!野良犬野良猫からも検出?危険性は?

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みなさんエキノコックスという寄生虫をご存知でしょうか?

意外と知られていない身近な寄生虫ですので、知識として知っておいて損はないでしょう。

エキノコックスとは

主に野ネズミが持っている寄生虫で、エキノコックスを持った野ネズミを食べる咥えるなどで虫卵が口内に入ることで肉食動物に感染します。

多くの野生動物の腸内に寄生していることが確認されており、中でもイヌ科の動物に多く見られます。

北海道のキツネの感染率が高く約42%のキツネが感染しているとの報告があります。

感染経路は動物の排泄物に混入した虫卵が、なんらかの形で人の口に入ることで感染します。

最近では愛知県の野犬からエキノコックスが検出され、問題視されています。

イヌ科の動物に多く見られますが、稀に野良猫からも検出されています。

放し飼いにしている猫などは注意が必要です!

イヌ科の動物、ネコ科の動物は無症状の場合がほとんどですが、人間に感染するとどうなるでしょう?

エキノコックス症

無症状期間が非常に長いため、早期治療が難しい病気です。

症状が出るまで成人の場合は10年から20年、小児で5年ほどかかると言われています。

どのような症状?

98%の人が肝臓に嚢胞ができると言われています。

嚢胞が小さいうちは自覚症状は無く、しだいに嚢胞が大きくなり自覚症状が現れます。

右上部の腹痛、発熱、胸の痛み、血痰など。

稀な様ですが、嚢胞が体内で破裂し、アナフィラキシーショックを引き起こしてしまったり、他の臓器に寄生してしまうこともあるようです。

診断方法

・ELISA法

ELISA法は血清中に存在するエキノコックス抗体を検出することで診断することができます。

・ウェスタンブロット法

タンパク質を分解し、任意のタンパク質(エキノコックス病原体)の存在を検出する方法です。

他にもレントゲンやエコー、CTでの診断が主に行われているようです。

治療

発症前に発見することが難しい病気ですが、できる限り早期発見、早めの治療が重要です。

発見することができず、検査、治療をしなかった場合は5年間の生存率が30%と言われています。

患部の摘出もできないほど進行してしまった場合は10年間の生存率が6%にまで減少します。

野良犬、野良猫などとても可愛いく、つい触ってしまったり撫でてしまったりしますが、野生動物をむやみに触るのは危険です。

触らずに見るだけが無難ですね。

統計的に見ても北海道のキツネからの感染というのが多いようで、問診でも「北海道に行かれましたか?」と聞かれることもあるようです。人に慣れているキツネ(あまり居ないとは思いますが)であってもむやみに触らないようにしましょう。

もし触ったとしても手洗いはしっかり行なってください!

あとがき

暖かくなり外に出る、旅行に出かける機会も多くなるかと思います。

もしも野生動物に遭遇したときは思い出してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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