酢豚とパイナップルの組み合わせは誰が考えた?実は科学的にも相性バッチリ!

スポンサードリンク

家庭料理としてもおなじみの酢豚

ですがその酢豚で、長年にわたって議論の対象になっているのが

「酢豚のパイナップルっている?」

酢豚にパイナップル、お馴染みの組み合わせながら受け入れがたいという方が多数。

いったい誰が何のために入れ始めたのでしょうか。

酢豚にパイナップルは誰が始めた?

酢豚にパイナップル

皆さんはこの組み合わせは、あり派ですか?なし派ですか?

個人的にはありなのですが、なし派の勢力も結構強い印象です。

インターネットのアンケートでもかなり割れているみたい。

なし派の意見としては、やっぱり料理にフルーツという組み合わせが受け入れられていないような印象です。

たしかに隠し味程度ならともかく、具材としてがっつり入っている料理も珍しい。

温かいパイナップルが無理、そもそも酢豚との相性が良くない、といった意見もありますね。

この組み合わせ、はたして誰が始めたことなのでしょうか。

酢豚にパイナップルは料理人の見栄!?

酢豚にパイナップルが入ったのは、清の時代といわれています。

清の時代と言っても相当長いのですが、酢豚のエピソードが出てくるのは1800年代中盤ごろでしょうか。

この時代、アヘン戦争からの南京条約によって、香港がイギリス領となっていました。

また上海も強制的に開講され、外国人の居留地(租界)がおかれることとなります。

上海の町並みには、今もその影響が色濃く残っていますね。

そんな時代だったので上海には様々な国籍の人がいたわけなのですが、酢豚にパイナップルが入れられたのもこれくらいの時期。

上海の料理人が、酢豚に高級感を出そうとパイナップルを入れたことが始まりだそうです。

欧米人相手に、酢豚は高級料理だとアピールしたかったんですね。

スポンサードリンク

パイナップルは当時とてつもない高級品でした。

パイナップルはもともとブラジルのパラナ川・パラグアイ川周辺に住んでいた原住民が栽培していたものです。

1400年代にコロンブスが発見して、そこからヨーロッパにも広まっていきました。

しかしヨーロッパでの栽培は気温・気候的に不可能であり、パイナップルを手に入れるにはブラジル方面から海路で運ぶしかなかったのです。

それでも暑さや湿気で腐ってしまうものも多く、完全な状態のパイナップルには高値がついていました

それを酢豚に入れちゃおうという料理人の発想、天才としか言いようがないですね。

化学的にも相性のいい組み合わせ

実は酢豚とパイナップルは科学的にも相性のいい組み合わせです。

パイナップルに含まれているブロメライン(ブリメロン)は、いわゆるタンパク質分解酵素

豚肉とパイナップルを組み合わせることで、お肉が柔らかくなるのです。

キウイに含まれるアクチニジン、イチジクに含まれるフィシン、パパイヤに含まれるパパインにも同様の効果があるとされていますね。

毒性もなく、安心して食べることができます。

ちなみにパイナップルを食べ過ぎると舌が痺れてしまうのも、このブロメラインの効果といわれています。

ただし注意点として、ブロメラインは60度を超えるとその効果を失ってしまいます

パイナップルと豚肉を一緒に炒めても、柔らかくらすることができません。

同様に加熱処理された缶詰のパイナップルでも、柔らかくすることはできないといいます。

あくまで下ごしらえの時に、生のパイナップルを使ってお肉を柔らかくするということですね。

あとがき

というように、実は上海の料理人のアイディアから始まった酢豚とパイナップルの組み合わせ。

でも科学的にも相性がいいみたいで、清の時代に生まれたものが、現代まで残っている理由がよくわかりました。

みなさんも合わないといって拒否するのではなく、歴史を感じながら味わってみてはいかがでしょうか。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする