レコードってどうやって音を保存しているの?実は今注目の音楽アイテム

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皆さんはレコードで音楽を聴いたことはありますか?

CDは音楽をデータで保存しているものですが、レコードってどうやって音を保存しているんでしょうね?

再生しているところを見ても、回転するレコード盤に針を当てているだけですし。

どうしてあれだけで音楽が再生されるのでしょう。

近年売り上げを伸ばしているレコード

皆さんの中にも、レコードに触れたことがないという方は少なくないかと思います。

CDの時代すら終わり、ストリーミングサービスが主流になってきたこの時代ですから。

多くの方にとって、レコードなんて古臭いを通り越した存在かもしれません。

しかし意外や意外、ここ最近になってレコードの存在が見直されてきています

2019年はレコードの売り上げはCDの売り上げとほぼ横並びになっているんだとか。

レコードプレーヤーも、新しいものが続々登場していますね。

しかもなかなかおしゃれでいい感じです。

音楽がデータ化されたCDに比べて、レコードは臨場感のある音が楽しめるからという理由で、レコードの存在感が増しているようです。

ですがレコードってどんな原理で音を保存しているのでしょうか?

レコードを再生するっていっても、専用の再生機を使ってレコードを回転させて、その上に針を当てている映像しか思い浮かびません。

レコードはどのようにして音を保存しているのか、そしてなぜ臨場感のある音が楽しめるのか。

その秘密に迫ってみました。

レコードは登場時から原理が変わらない

レコードへの録音は、音の波形を「」として記録しています。

ご存知の通り、音は波として空気中を伝わります

その波が私たちの耳の中の鼓膜を振動させ、音として認識できるわけですね。

レコードでは音の振動を針に伝え、その波の形をレコード盤に記録しています。

レコード盤をよく見てみると、細い線が無数に入っているのがわかるかと思います。

それこそが音の波形を記録した溝であり、「マイクログルーブ」とも呼ばれます。

そして再生する時にはその溝をもう1度針でなぞることで、収録した音を“再現”しているというわけです。

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驚いたことに、レコードが音を保存する原理は、登場時からほとんど変わっていないみたいです。

レコードを初めて世に送り出したのは、トーマス・エジソン

直径8cmの黄銅でできた円筒にスズ箔を貼り付け、そこに音の溝を記録していたみたいです。

フォノグラフ」、日本語だと蓄音機と呼ばれた装置ですね。

それ以前から音の波形を記録する装置は開発されていたのですが、

本格的に再生機能を備えたのは、このエジソンが開発したフォノグラフが初めてだったそうです。

ただこの時は円筒は横向きで、針の振動も凹凸を作るような動きだったといいます。

さらにそれが数年後にエミール・ベルリナーという発明家が、新たに「グラモフォン」を開発。

録音・再生の原理はフォノグラフと同じですが、保存媒体が円筒から円盤型に。

後のレコードの姿を見れば、エジソン型とベルリナー型のどちらが主流になったかはもうお分かりですね。

それがさらに1900年代に入ると素材に塩化ビニールやプラスチックが使われるようになり、薄く・軽く・丈夫になったうえ、値段も安価に。

さらにLP版という長時間の録音が可能なレコードも開発され、一般大衆にも親しまれていくようになっていきます。

レコードはなぜ臨場感がある?

先ほども少し触れましたが、レコードの魅力は臨場感のある音が楽しめるという点です。

CDに保存される音は、あくまで人が聞き取ることができる周波数のみです。

具体的な周波数を言うと、20Hz~20000Hzくらい。

これでも十分といえば十分なのですが、レコードの場合はなんと40000Hzまで保存できるそうです。

CDのおよそ2倍です。

聞き取れない周波数を収録していても意味なくない?とお思いの方もいるかもしれませんが、聞いてみるとこれが迫力ある音楽になるんです。

耳で聞こえなくても、全身が震えるように音が届くのです。

40000Hzというのは生演奏時の周波数とおおむね同程度ともいわれていますので、まさに生の音楽をそのまま収録したのがレコードというわけですね。

再生するには専用の再生機が必要ですし、本当にいい音を楽しもうと思ったらさらに「アンプ」「スピーカー」「フォノコライザー」などの機器も必要になってきます。

レコードを良い状態のまま保存するのだって手間です。

ですがその手間が愛おしいと思えるほど音楽が好きという方にとって、レコードは手放せない存在になっていくのではないでしょうか。

あとがき

実は近年見直されつつあるレコード。

音を保存する原理はあの天才発明家のエジソンによってもたらされました。

その当時から原理を変えないまま、2019年まで愛されるとは。

これからも音楽を愛する人にとってのマストアイテムになることでしょう。

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