どうして日本は電話で「もしもし」というの?その歴史や由来に迫る

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日ごろ、電話越しに会話をするとき、当たり前のように使っている「もしもし」という言葉。

でもよくよく考えると、電話だけで使う挨拶って珍しくないですか?英語だと普通にHelloって言いますし。

どうして「もしもし」という言葉ができたのかもよくわかりません。

今回はもしもしの歴史や由来、意味などについて調べてみました。

電話の歴史

日本に電話が伝わってきたのは1877年のことです。

すでに先駆けて電話事業を始めていたアメリカから、日本に2台の電話が輸出されました。

アメリカでも初めて電話のアイディアが登場したのが1840年代のことですから、すごいスピードで開発が進んでいったんですね~

アレクサンダー・ベル・グラハムが通信技術を確立し、トーマス・エジソンが送話距離を延ばすことに成功。

今でも語り継がれている発明家がこぞって電話の開発に携わったのも面白いポイントです。

さて日本にやってきた電話ですが、実用化に至るのは1890年のこと。

東京・横浜間でサービス開始となりました。めっちゃ狭いですね(笑)

それに当時は庶民向けのサービスではなく、加入者も東京で155人、横浜で42人程度。

しかも通話をするには2つの電話がケーブルでつながれている必要があり、なかなか不便なものでした。

ですが1906年から海底ケーブルが設置され、全国に送話できるようになると、それから昭和にかけて加入者は爆発的に増えていきます。

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どうしてもしもしというようになったのか

では「もしもし」はいったいどこからやってきたのでしょうか。

実は電話が普及し始めた時、初めの呼びかけは「おいおい」や「こらこら」が使われていました。

庶民向けではなく、比較的社会的地位の高い人だけが使っていたので、ちょっと偉そうな挨拶から始まったみたいです(笑)

そして上述したように、通話をするには電話機同士がケーブルでつながれていなければならなりませんでした。

これだと決まった相手にしか電話が掛けられませんよね。

そのため、電話局という各家庭の電話から伸ばしたケーブルを1つにまとめていた施設がありました。

電話を使う場合はまず電話局に電話し、通話相手の電話線にケーブルをつないでもらっていたのです。

このとき、電話局に努める中継人のような人は「電話交換手」と呼ばれていました。

今でいうコールセンターのようなものですね。

当時からこの職は女性が務めることも多く、しかも相手はお客さんということもあって、丁寧な言葉遣いを心がけていたようです。

電話交換手は電話を取ると、まず「申します、申します」「申し上げます、申し上げます」と返答してから通話を始めていました。

そしてこれが徐々に「申し、申し」→「もしもし」と省略されるようになっていったのです。

ちなみに同じ言葉を2回繰り返すのは、昔からの迷信で、妖怪や幽霊に間違えられないようにです。

妖怪や幽霊が人に話しかけるときには1度しか呼びかけないという信じられていて、それを避けるために同じ言葉を2度繰り返すようになったそうです。

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あとがき

電話でしか使う機会のない「もしもし」

まだ電話交換手という職業が一般的だったころ、「申し申し」が簡略化されてこの言葉が誕生しました。

丁寧にしたいのか、簡単にしたいのか、どっちなのかわかりませんよね(笑)

その由来を紐解いてみると、なんとも不思議な言葉でした。

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