辛い物を食べるとお腹やお尻が痛くなるのはなぜ?カプサイシンの効果とは

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皆さんは辛いものが好きですか?

好き派と苦手派がはっきり分かれるかと思いますが、1度食べるとクセになってしまうような、不思議な中毒性があります。

ですが辛い物を食べると、お腹の調子が悪くなったりお尻が痛くなったり大変ですよね。

どうして体に異変が出てしまうのでしょうか。

カプサイシンが体に刺激を与える

辛い物を食べると胃がムカムカとしてきたり、お尻がヒリヒリしてきたり。

別に体調が悪いわけでもないのに、なんだか体が変な感じになってしまいますよね。

これらの原因は、カプサイシンです。

ご存知の通り、カプサイシンは辛み成分であり、唐辛子なんかによく含まれていますね。

ですがこのカプサイシンは体の感覚神経を刺激して、痛みを感じさせます。

実際にカプサイシンが皮膚に付着すると、ヒリヒリとした痛みが出てきてしまいますから。

それは食事をしたときも同様で、実は「辛み」を感じるのは「痛み」を感じているのと同じだなのです。

生物学的にも、辛みは痛覚で感じるものと分類されていますね。

(味覚で感じられるのは「苦味・酸味・甘味・塩味・旨味」の5つ)

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カプサイシンは胃酸分泌を促進

ですがカプサイシンは体内に入った後も、いろいろなところを刺激してしまいます。

口から摂取されたカプサイシンはまず舌や喉の痛覚を刺激します。

辛いもの食べたときにむせてしまうのは、喉が刺激を受けているせいです。

そして食道を通じて胃に入っていくわけなのですが、胃は強い刺激を受けると、胃酸を多く分泌する働きがあります

本来、胃酸と胃粘膜はバランスよく存在していて、胃酸が食べ物の消化と胃粘膜が胃壁の保護を行ってくれているのですが、

辛い物を食べることで胃酸が多い状態になってしまうと、胃粘膜の働きが弱まってしまい、胃もたれのようなムカムカが出てきてしまうのです。

お尻が痛くなるのも痛覚が刺激されているから

お尻が痛くなるのも、やっぱりカプサイシンによる刺激が原因です。

カプサイシンは皮膚に触れるとヒリヒリとした痛みをもたらしますが、やはりお尻も皮膚ですから、カプサイシンによる刺激で痛みが発生してしまいます。

でも胃のムカムカとお尻のヒリヒリ、同じカプサイシンが原因でも痛みの種類は全く違いますよね

実をいうと、胃の中には痛みを感じる痛覚は存在していません。

そのためカプサイシンが入ってきても、胃酸が多く分泌されてムカムカするだけで、ヒリヒリとした痛みを感じることはありません

ただカプサイシンは消化吸収の過程で分解されることはなく、排出されるまでそのまま残っていることもあり、それが再びお尻を刺激することとなるのです。

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適量のカプサイシンは体に良い?

もちろんカプサイシンは体に悪い影響だけを与えるわけではありません。

適度に摂取したカプサイシンは、唾液の分泌を多くするので、食欲の増進につながります。

また発汗作用血行促進の作用もあり、冷え性や肩こりにも良いとされているのです。

食べ過ぎると胃の粘膜を傷つけてしまいますが、上手に食べれば有益な成分なのではないでしょうか。

あとがき

好きな人はとことん好きな辛い食べ物。

適度に食べると汗がじんわりと出てきて、気持ちのいい気分になります。

ですが食べ過ぎると胃へダメージを与えてしまうので、食べ過ぎには要注意です。

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