台風ができるメカニズムとは?なぜいつの間にか数字が増えるの?

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先日の台風12号、かなり変わった軌道で日本に上陸しましたね。

一度東に行ってから西に進路を変えるなんて初めて見ました。

そもそも台風って、どういったメカニズムで発生するのでしょうか。

気が付いたら数字が増えていますし、決め方も気になりますよね。

今回は台風のあれこれについて調べてみました。

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台風は熱帯低気圧が発達したもの

台風はもともと「熱帯低気圧」です。熱帯地方、赤道付近の海上で発生します。

この付近は太陽の光も強く照り付けますし、海水温はかなり高いです。

そのため、海水が蒸発して水蒸気になる量も多く、それが上昇気流を生み出します。

空気は上昇するにつれて温度が下がっていくのですが、湿った空気の温度が下がっていくと、含まれていた水分が再び水蒸気に変化します。

その過程でできるのが「積乱雲」です。

海水が蒸発して水蒸気になる→上昇して温度が下がる→水蒸気が雲になる→…のサイクルを繰り返していくうち、低気圧の勢力がどんどん強まっていきます

そして最大風力が17.2m/s以上になると、熱帯低気圧から「台風」へ認定されるのです。

もし途中で勢力が弱まり、風速が17.2m/sを下回ってしまうと、再び熱帯低気圧へとして扱われます。

発生した台風は徐々に北へ

台風はどんどん北へと向かいます。

なぜ北に向かうのかというと、対流の影響を受けているからです

海水や風は、エネルギーの高いところから低いところへと移動する性質があります。

そのため、気温が高い南の海流や風は、気温の低い北へと向かっていくのです。

さらに日本周辺の緯度には偏西風も吹き込んでいます。

徐々に北上してきた台風は、偏西風に乗せられて東へ。

そしてこの軌道がちょうど日本列島に重なってしまうケースが多いのです

毎年のように日本へ台風がやってくるのは、そのせいですね。

ちなみに台風が日本に上陸するときは、たいてい太平洋高気圧が弱まっているときです。

日本へと近づいてきた台風は、高気圧の外側を通るようになります。

偏西風の場合もそうなのですが、空気の流れが作られてしまっていると、台風はそれに逆らえず流されてしまいます。

太平洋高気圧が元気な時には、日本列島の南側に強い空気の流れが作られていますので、台風はそれに運ばれて日本列島を通過することはできません

ですが高気圧が弱まっているときは、そういった空気の流れが作られず、台風の軌道と日本列島が重なってしまうのです。

先日の台風12号も、太平洋高気圧の勢力がやや弱っていた時にやってきました。

ただし今年は日本の西側を覆うチベット高気圧の勢力も強かったため、台風がチベット高気圧の空気の流れに乗ってしまい、西に軌道を変えたようです。

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実は1年中発生している台風

日本では夏のイメージが強い台風ですが、赤道付近の海は1年中温度が高いため、1年中熱帯低気圧が作られています。

つまり台風が発生する可能性も1年中あるということです。

台風の数字がいつの間にか大きくなっているのも、台風が発生する可能性が1年中あるからです。

毎年1月1日をスタートとして、その年に発生した台風に順番に数字を割り振っています。

日本では報道されないだけで、知らないところで台風が作り出されているのです。

最も数が多いのは7月~10月ごろですが、12月~2月の冬真っただ中に台風が発生することも珍しくはありません。

ではなぜ夏以外に来ることがほとんどないのかというと、熱帯低気圧が勢力を維持するためには、海水や気温が一定以上高温でなければならないからです

海水が蒸発し、それが上昇気流となって雲を作り、そしてさらに海水を取り込んでいく。このサイクルがなければ熱帯低気圧は発達しません。

ですが、北上してくる過程で周囲の温度が低すぎると、海水を取り込んでいくことができなくなってしまうのです。

夏以外に台風がやってくることはありますが、夏に比べて極端に少ないのはそういった理由があるからですね。

あとがき

今回は台風のメカニズムについて調べてみました。

毎年やっかいな台風ですが、調べてみるとかなり勉強になります。

今年はW高気圧が猛威を振るっているので、

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